キュートなヴィジュアルと個性的な魅力あふれる声色で絶大な人気を博しているシンガー・ソングライターの
YUKIは、2月17日がバースデー。メモリアルな日にちなみ、YUKIの人気曲をいくつか紹介していきましょう。
まずは、データ面から。オリコンによるシングル推定累積売上枚数のトップ10を見てみると、1位に輝いたのは「
the end of shite」です。人気絶頂のなかで
JUDY AND MARYを解散した後にソロとしてリリースした初のシングルということで大いに注目され、セクシーな描写と物議を醸したミュージック・ビデオも話題になりました。
2位は2ndシングルの「
プリズム」。2012年末の第63回『NHK紅白歌合戦』に初出場した際に歌唱した楽曲で、ライヴでも定番曲として親しまれています。3位は10thシングルの「
長い夢」で、シングルチャート最高4位を記録しました。以下「
ドラマチック」「
歓びの種」「
JOY」「
Home Sweet Home」「
星屑サンセット」「
メランコリニスタ」「
ハローグッバイ」と続きます。
また、オリコンシングルチャートにて、YUKIとしての最高順位は11thシングル「ドラマチック」の2位。JUDY AND MARY時代から数多くのヒット曲を放ってきたYUKIですが、まだトップ1ヒットを出していないのは意外なところです。最高3位となったシングルは「
プレイボール/坂道のメロディ」。「坂道のメロディ」は、アニメ『
坂道のアポロン』オープニング・テーマにも起用されました。
一方、2017年には、ソロ・デビュー15周年のアニバーサリーイヤー特別企画として、15年間で発表した全128曲の中から好きな楽曲をファン投票で募る企画「YUKIソング王座決定戦」を開催。こちらはデータではなく、生のファンの声を反映したものゆえ、YUKIを愛するリスナーたちの想いが込められたランキングとなりました。
特設サイトにて発表されたのは上位15曲。王座を勝ち取ったのは「プリズム」となりました。2位も「JOY」とシングルセールス上位の楽曲がランキングに入りましたが、3位はソロ1stアルバム『
PRISMIC』に収録された「愛に生きて」となりました。そのほかにも、配信限定シングル「ビスケット」(その後ベスト・アルバム『
five-star』に収録)が7位に、3rdアルバム『
joy』収録曲の「キスをしようよ」が10位、6thアルバム『
megaphonic』収録曲の「鳴いてる怪獣」が11位、『joy』収録曲の「WAGON」が12位に名を連ねるなど、シングル曲のみならずアルバム収録曲からも選ばれるところが、ファン投票ならではの“愛のある”ランキングといえそうです。
「YUKIソング王座決定戦」結果
1位 「プリズム」
2位 「JOY」
3位 「愛に生きて」
4位 「歓びの種」
5位 「ランデヴー」
6位 「2人のストーリー」
7位 「ビスケット」
8位 「ひみつ」
9位 「うれしくって抱き合うよ」
10位 「キスをしようよ」
11位 「鳴いてる怪獣」
12位 「WAGON」
13位 「COSMIC BOX」
14位 「Home Sweet Home」
15位 「ドラマチック」」
なお、オリコンのアルバムチャートでは、『joy』『
Wave』『
うれしくって抱きあうよ』『megaphonic』『
まばたき』のオリジナル・アルバム5作とベスト・アルバム『five-star』が最高順位の1位を記録。セールストップ5は、『five-star』『Wave』『joy』『PRISMIC』『うれしくって抱きあうよ』となっています。
昨年2024年には、12枚目のアルバム『
SLITS』をリリース。シングル「
こぼれてしまうよ」「Hello, it's me」やNHK『みんなのうた』でオンエアされた「風になれ」などが収録され、好評を博しています。