掲載日:2008年6月26日
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2ndソロ・アルバム
『ケモノと魔法』
の発表を記念して、8週連続でお届けする短期集中連載『原田郁子秘宝館』。6週目となる今回は作家・いしいしんじさんによるエッセイをお届けします。2004年にリリースされた
原田郁子
の1stソロ・アルバム
『ピアノ』
において「かじき釣り」と「海からの風」という2曲の歌詞を手掛けた、いしいさん。今回のエッセイでは、初めて会ったときの印象や前述した2曲の歌詞の制作秘話、そして今作『ケモノと魔法』を通じて感じられたという、音楽家・原田郁子が向き合う「本当さ」について綴っていただきました。
いしいしんじ
【Profile】
作家。1966年大阪生まれ。京都大学文学部仏文学科卒。1996年、短篇集『とーきょーいしいあるき』(
『東京夜話』
に改題)刊行。2000年、初の長篇
『ぶらんこ乗り』
刊行。2003年
『麦ふみクーツェ』
で坪田譲治文学賞受賞。2004年
『プラネタリウムのふたご』
、2006年
『ポーの話』
、2007年
『みずうみ』
が、それぞれ三島賞候補に。その他の小説に
『トリツカレ男』
『雪屋のロッスさん』
、エッセイに
『いしいしんじのごはん日記』
など。信州松本と三浦半島の港町三崎に居を構える。
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