掲載日:2008年11月5日
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今週も川江美奈子さんが過去に交流があったアーティストとの文通を紹介します。3人目となる今回は、いままで楽曲提供をしたアーティストの中から尺八奏者・
藤原道山
さんの登場です。2006年3月にリリースされた彼のアルバム
『かざうた』
に収録された楽曲「かざうた」と「はじまりの音」は川江美奈子さんの作品(「かざうた」は川江美奈子2ndアルバム
『この星の鼓動』
に川江美奈子ヴァージョンを収録)。“旋律”と“言葉”、その関係性が見事に垣間見えた貴重なコラボレーションであったことが、お二人の手紙から読み取れます。
藤原道山
【Profile】
10歳より尺八を始め、人間国宝の
山本邦山
に師事。2001年にアルバム
『UTA』
でCDデビュー。以降、
千住明
プロデュースの
『空-ku-』
、トラディショナルな楽曲が収録された
『壱』
、ポップスのカヴァーとオリジナル曲で構成された
武部聡志
プロデュースの
『かざうた』
とコンスタントにアルバムをリリース。
妹尾武
(p)、
古川展生
(vc)と2007年に結成したユニット、
古武道
では
『KOBUDO』
『風の都』
と2枚の作品を発表。また、
坂本龍一
、
ケニーG
、
野村萬斎
らとの共演も果たし、伝統音楽としての“尺八”という既成概念にとらわれない、新たな可能性を追求し続けている。そして、2008年11月19日には
冨田勲
とのコラボレーションが実現した
『響』
を発表する。公式ホームページはこちら(
https://www.dozan.jp/
)。
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