北アイルランド出身のシンガー・ソングライター、アーニー・グラハムが1971年に発表したアルバム。ソロとしての唯一作で、ヘルプ・ユアセルフとブリンズリー・シュウォーツがバックを務めた英国フォークロックの隠れた逸品だ。

ドラッグと酒から立ち直り、ソロ活動のレギュラー・グループを率いて1974年に発表した復帰作。精神的な安定を感じさせ、全編カラッと乾いた独自のブルース表現を提示した。名演と名高い「アイ・ショット・ザ・シェリフ」などを収録。

エリック・クラプトンが1981年に発表したポリドール／RSOレーベルでのラスト・アルバム。バハマのコンパス・ポイント・スタジオでトム・ダウドのプロデュースのもと制作。タイトル曲をはじめ、全9曲が収録されている。

1970年に発表されたのソロ名義での1stアルバム。J.J.ケイルの名を一躍有名にした「アフター・ミッドナイト」をはじめ、アメリカ南部への憧れが感じられる楽曲を収録。デラニー＆ボニー、スティーヴン・スティルスらがゲストで参加している。

エリック・クラプトンのライヴ盤。1979年に行なわれたジャパン・ツアーより、東京・日本武道館公演の模様を収録。アルバム『スローハンド』『バックレス』からのナンバーを中心としたパフォーマンスとなっている。

エリック・クラプトンが1977年に発表したアルバム。同年5月にロンドン南西部のオリンピック・スタジオで録音された。「コカイン」「ワンダフル・トゥナイト」などが収録されており、全米2位のヒットを記録した代表作である。

エリック・クラプトンが1976年に発表した4thソロ・アルバム。ボブ・ディランやロン・ウッド、ロビー・ロバートソンら約40名の豪華ゲストを迎える中、ストレートでブルージーなロック・サウンドを展開している。

前作『スローハンド』の路線を踏襲した、ポップ・フィーリングあふれるエリック・クラプトンの1978年発表作品。「タルサ・タイム」「プロミセス」といったヒット・シングルを収録。

エリック・クラプトンが1975年に発表したアルバム。前作『461 オーシャン・ブールヴァード』に続き、トム・ダウドがプロデュースを担当。全編にわたって多様なレゲエ色を取り入れた意欲作だ。

北アイルランドのバンド、ザ・アドヴェンチャーズによる30年以上ぶりとなるアルバム。キャシー・デニスとの共作「L.U.C.Y.」ではアイリーン・グリッベンが初めてリード・ヴォーカルを担当している。

キャロル・キングがチャールズ・ラーキーらと在籍したバンドが1968年に発表した唯一作。ルー・アドラーがプロデュース。ロジャー・ニコルズ＆ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズ版でも知られる冒頭曲ほか、キングの作曲テクニックが光る名盤だ。

60年代アメリカのフォークロック革命を捉えたコンピレーション・アルバム。ザ・バーズ、サイモン＆ガーファンクル、ボブ・ディラン、ジュディ・コリンズ、ラヴィン・スプーンフルらの楽曲やジョニー・ウィンターらのCD初収録音源も収めている。

リック・デリンジャーが率いる硬派なロック・バンド、デリンジャーの5枚組ボックス・セット。スタジオ・アルバム3作をはじめ、ライヴ盤やプロモ限定盤が付くほか、貴重なモノラル・シングル・ヴァージョンなども楽しめる。

エリック・クラプトン、ボビー・ウィットロック、カール・レイドル、ジム・ゴードンによって結成されたバンドの唯一作。名曲として名高いタイトル・チューンをはじめ、デュアン・オールマンがスライド／リード・ギターとして参加している。

イギリスのロック・バンド、ビー・バップ・デラックスが1976年に発表した3rdアルバム。レゲエのリズムを取り入れたヒット・シングル曲「闇夜の航海」などが収録されている。リーダーのビル・ネルソンとジョン・レッキーによる共同プロデュース。

英・ロンドンのワグ、マンチェスターのピップス、バーミンガムのラム・ランナーなど、1970年代後半〜80年代初頭の伝説的なクラブで流れた音楽を集めた3枚組。イギー・ポップ、ルー・リード、ロキシー・ミュージックなどのナンバーが並ぶ。

60年代後半から70年代初頭の米・ミシガン音楽シーンにフォーカスしたコンピレーション・アルバム。モータウンのダンス・クラシックやザ・ストゥージズ、MC5、アリス・クーパーらによるハードロック、パンクの楽曲も収録している。

ファンクロックの名手であるルーファスと圧倒的な歌声を持つチャカ・カーン、両者がタッグを組んだラスト2作『ストンピン・アット・ザ・サヴォイ』『シール・イン・レッド』をまとめたセット。「エイント・ノーバディ」をはじめ、大ヒット曲が満載だ。

クラフトワークのメンバーとしても活躍したヴォルフガング・フリューアによるアルバム。ボリス・ブランク（イエロー）、トーマス・ヴァンガルド（ダフトパンク）ら豪華コラボレーターを迎えた、エレクトロポップの進化形を楽しめる。

ギリシャのインディポップ・スターの一人、ステラのサブ・ポップ・デビューとなった前作から3年ぶりのアルバム。インターナショナルなコラボレーターとともに制作された、ナイロン弦のギター、軽やかなパーカッションが印象的なポップ・アルバムだ。

スペインはカタロニア出身のシンフォニックロック・バンドが1979年に録音した未発表スタジオ音源集。哀愁の泣きを聴かせつつもフラメンコに走りすぎず、洗練されたメロディアス・シンフォニック性を誇る、同国では珍しいタイプの叙情派インストだ。

スペイン発のプログレッシヴロック・バンド、フォルマスが1981年に発表した唯一のアルバム。同郷のトリアーナにも似た情熱的かつ広大なシンフォ×フラメンコ・サウンドは、マニアの間でも評価が高い。全9曲を収録。

歌姫シモーネ・シモンズを擁するオランダのシンフォニックメタル・バンド、エピカの約4年ぶりとなるアルバム。“チームワーク”や“各々のエゴを排除すること”をテーマに、よりオーガニックでダイナミックな作品が完成した。

第67回グラミー賞で最多の5冠に輝いたケンドリック・ラマーが、2024年にサプライズ発表した通算6作目のアルバム。ラスト曲「グロリア」にも参加するシザ、サンプリング元のルーサー・ヴァンドロスの声と共演する「ルーサー」などを収録。

フランスのリール発、東京で活動中のアーティスト“テープワームス”による2ndアルバム。シューゲイズとシンセポップが融合した「IRL」やフューチャー・ファンクを思わせる「Pitch Pop」などを収録している。