マーク・バロットによるUKラウンジビーツ・ユニット、フューチャー・ループ・ファウンデーションのアンソロジー。プラネット・ドッグ時代の作品を揃えた内容で、アルバム『Time And Bass』などに未発表デモやライヴ音源も追加されている。

スコットランド出身バンドの初の日本盤アルバム。バグパイプを使用した「In Place Of Your Halo」をはじめ、メロディアスかつプログレッシヴなメタルコア・ナンバーを収録。元アーキテクツでサイロシスのジョシュ・ミドルトンらが参加。

80年代UKを代表するOi!パンク・バンド、ブリッツのデビュー作の25周年デラックス盤が再発。ティム・チューランによるリマスターに加え、ヒット・シングルやレアなデモ、ライヴ音源を収めるボーナス・ディスクを追加収録している。

歴史的名盤『神（帰ってきたフライング・アロウ）』リリース直後、英・マンチェスターでの伝説のライヴが初CD化。『神』収録曲に加え、UFO時代の名曲5曲を披露。コージー・パウエルの見事なドラミングやシェンカーの泣きのギターが存分に味わえる。

チン＆チャップマンが手がけた英国のグラム・バンド、マッドが1973年から75年にかけてRAKレコードに残した楽曲を収めた2枚組。ヒットを記録したシングル「Rocket」「One Night」などを収録している。

アフリカン・ロック・バンドの絶対的王者、ヴァン・ヘイレンが91年にテキサス州で行なった野外フリー・コンサートの模様を収録。「ジャッジメント・デイ」「パナマ」ほか、熱狂のコンサートの模様を生々しく捉えている。

マルチ・インストゥルメンタリスト／プロデューサー、FKJの初となるライヴ・アルバム。ワールド・ツアーからの全11曲で、生演奏らしさが際立った人気曲4作に加え、特定の公演のみで披露されてきた即興ナンバー7曲が並ぶ。

アイルランドの新星、マリア・サマーヴィルの4ADデビュー作となる2ndアルバム。制作にはスザンヌ・クラフトとしても知られるディエゴ・ヘレラや同国出身のイアン・リンチ（Lankum）らが参加。ノスタルジックかつ催眠的で繊細な音像が耳を惹く。

スウェーデンのメロディックハードロック・バンド、アート・ネイションの5thアルバム。彼らのトレードマークである印象的なメロディはそのままに、よりモダンなヘヴィ・サウンドへとアプローチした一枚となっている。

フィンランド出身、ヨーロッパを代表するスライド・ギタリスト、イリア・ライチネンのスタジオ・アルバム。ブルースロック魂が爆発したオリジナル曲を、圧倒的なギター・テクニックとパワフルなヴォーカルで聴かせる。

英国で数々のブルース音楽賞を獲得しているウィル・ワイルドの2025年作。ゲストでウォルター・トラウト（g）、実姉のダニー・ワイルド（vo）らが参加。超絶テクのハーモニカとパワフルなヴォーカルでハードなブルースロックを聴かせる。

2002年に結成されたスイスのフォークメタル・バンド、エルヴェイティの6年ぶりとなるアルバム。フィドルやバグパイプ、アイリッシュ・フルートなど、大量の民族楽器を取り入れた独自のエクストリームメタルを響かせている。

オールデイズ・レコードのカタログから発掘するアルバム・ガイドブック・シリーズの第39弾。男性ソロ・シンガー編の第2弾で、甘い声で失恋の痛手を歌うガイ・ミッチェルや、デル・シャノン、トム・ジョーンズらの色気に満ちた歌唱を楽しめる。

ウクライナ出身の鍵盤奏者のアントニー・カルーギンのメイン・ユニット、カルファーゲンの2025年発表のアルバム。キーボードを軸にした壮大で高揚感のあるシンフォ・サウンドとカンタベリー的要素を見事に融合させている。

鬼才キャプテン・ビーフハート率いるバンドが、プロデュースも務めたフランク・ザッパのレーベルから1969年に発表した3作目。狂気のグルーヴと予測不能の曲展開は、ブルースとフリー・ジャズの融合、ポスト・パンクのルーツなどとのちに評価された。

米・テネシー州出身のプログレッシヴロック・バンド、グラス・ハマーの2025年発表のアルバム。本来のシンフォニック路線に立ち戻り、得意とするドラマティックなサウンドを全面に展開した会心の一作だ。全10曲を収録。

2006年にスウェーデンはリンシェーピングで結成されたロック・バンド、ゴーストの6thアルバム。アンセミックなシングル曲「Satanized」をはじめ、シアトリカルかつラウドなサウンドを聴かせている。

2022年のデビューEPがストリーミング・サイトで100万回再生を記録したオーストラリアのメタルコア・バンド、ゴーストシーカーの1stアルバム。見事なコントラストの男女ツイン・ヴォーカルをフィーチャーしたヘヴィかつアトモスフェリックな快作。

ブラジリアン・シンフォニックの至宝、サグラド・コラソン・ダ・テッラが87年にリリースした2ndアルバム。ヴァイオリンをメインに配したサグラド・サウンドはさらに洗練され、命に対して敬意と愛情を持ち、平和への希求を表現した清らかな作風の一枚だ。

ブラジルのプログレッシヴロック・バンド、サグラド・コラソン・ダ・テッラが1994年に発表した4thアルバム。ミルトン・ナシメントをゲストに迎えるなど、大地と自然への敬意に満ちたサウンドスケープを展開している。

ブラジルのプログレッシヴロック・バンド、サグラド・コラソン・ダ・テッラが1991年に発表した3rdアルバム。前作から4年のインターヴァルを経ても、卓越した作曲能力と演奏スキル、人類愛にあふれるポジティヴで壮大な音世界は健在だ。

ミナス発のブラジリアン・シンフォニック・バンド、サグラド・コラソン・ダ・テッラが1985年にリリースしたデビュー作。総帥マルクス・ヴィアナのヴァイオリンをメインにした、壮大かつスリリングな展開のサグラド節がすでに確立されている歴史的名盤だ。

メンフィス出身R＆Bバンドの4thアルバム。イスラエル出身のオリ・ナフタリーのギターをメインに、ヴォーカル＆ドラムのジャクソン姉妹も迎え、ゴスペル、ソウル、ファンク、ブルースなどブラック・ミュージックを盛り込んだパワフルな作品に仕上げた。

英国リヴァプール出身のシンガー、ジャッキー・ロマックスが1969年に発表したソロ・デビュー・アルバム。ポール・マッカートニーやリンゴ・スター、エリック・クラプトンら錚々たるメンバーが集結。1曲をのぞき、すべてオリジナル曲を収録している。

イギリス出身、17歳で米・ニューオーリンズに移住し活動するジョン・クリアリーによる、約7年ぶりのオリジナル・アルバム。全編でホーン・セクションを取り入れ、ファンク度を増した一枚に仕上がっている。