UKジャズ・ギターの至宝が、1969年に放った記念すべきデビュー作。同年には後に名盤となるマイルス・デイヴィスの作品に参加しており、マクラフリンの鋭角的なギター・スタイルはすでにこの時点で完成している。

エリック・クラプトンやボブ・ディランなど後世に多大な影響を与えたデルタ・ブルースのレジェンド、スキップ・ジェイムスの音源集。1931年のパラマウント初録音と1964年の再評価後の録音を収録し、彼の音楽的変遷とブルースの本質が体感できる。

60年代ブラムビートの顔役、スティーヴ・ギボンズが1971年に発表した1stソロ・アルバム。トレヴァー・バートン（ザ・ムーヴ）やアラン・ホワイト（イエス）、グレッグ・リドレー（ハンブル・パイ）らがゲスト参加しての熱いロックが堪能できる。

スティーヴ・ミラー・バンドが1969年に発表した3rd＆4thアルバムをカップリング。ベン・シドラン加入後初となった3rd、ニッキー・ホプキンスが参加した4thともに、ブルースロック〜サイケ一辺倒ではない音楽性の広がりが感じられる力作だ。

自身が率いる3人編成バンド、スティング3.0のパフォーマンスを収めたライヴ・アルバム。「孤独のメッセージ」「フィールズ・オブ・ゴールド」など、ソロとポリスの代表曲がふんだんに詰まったベスト的な内容だ。

自身が率いる3人編成バンド、スティング3.0のパフォーマンスを収めたライヴ・アルバム。「孤独のメッセージ」「フィールズ・オブ・ゴールド」など、ソロとポリスの代表曲がふんだんに詰まったベスト的な内容だ。

ドイツのパワーメタル・バンド、セイクレッド・スティールによる9年ぶりとなるアルバム。ヘヴィなリフに男性らしいヴォーカルなど、オールドスクールなメタルを貫くとともに、ベテランらしい風格が漂う一作だ。

セックス・ピストルズが1978年に行なった全米ツアーより、アトランタ公演、ダラス公演、サンフランシスコ公演の模様を収録。ジョニー・ロットンが脱退を表明する直前の伝説的なコンサートを余すことなく収めている。

ハンガリーのプログレッシヴロック・バンド、ソラリスの84年のデビュー作。レイ・ブラッドベリ『火星年代記』をモチーフにした連作の第1作目となるオールインストのコンセプト作。フルートを全面に押し出した抒情性とハードな技巧性が融合した傑作だ。

フィラデルフィア・ソウルの代表格、デルフォニックスが1969年に発表した2ndアルバム。ジャクソン5のカヴァーやフージーズのサンプリングで知られる「READY OR NOT HERE I COME」ほかを収録している。

5年ぶりのスタジオ・アルバム。先行シングル「リリヴィング・ヒストリー」が象徴するように、初期の彼らを彷彿とさせる楽曲感と極上のメロディが印象的。メロディックハードロックを愛するすべての人へ贈る“幸福感”が詰まっている。

5年ぶりのスタジオ・アルバム。先行シングル「リリヴィング・ヒストリー」が象徴するように、初期の彼らを彷彿とさせる楽曲感と極上のメロディが印象的。メロディックハードロックを愛するすべての人へ贈る“幸福感”が詰まっている。

ビリー・ジョエルの音楽キャリアの原点としても知られる、米・ロング・アイランドで結成されたバンドが1969年に発表したラスト・アルバム。ビリー・ジョエルとメンバーによるオリジナル曲で構成された、アートロック的サウンドが詰まった一枚。

ブラジルのシンフォニック／プログレッシヴロック・バンド、バカマルテが1983年に発表した1stアルバム。はち切れんばかりの躍動感がぎっしりと詰め込まれた、ラテン・シンフォニックの傑作に仕上がっている。

英スペース・ロックの帝王が、結成50周年を経てリリースしたスタジオ・アルバム。本作は、ディストピアと化した未来と宇宙における人類をテーマに制作された作品。ハードなロック・サウンドとサイケデリックなシンセサイザーが融合する楽曲がラインナップ。

ロブ・フリン率いる、米・カリフォルニアの人気ヘヴィメタル・バンドの約3年ぶりとなるアルバム。ヘヴィでアグレッシヴなリフとメランコリックなメロディを軸とした、初心に返ったともいえるサウンドが詰まっている。

エミット・ローズが在籍したメリー・ゴー・ラウンドが1967年に発表した唯一作。12曲中11曲が当時17歳のエミットの作曲によるもので、その天賦の才に加え、ビートルズの影響が色濃く感じられる。ボーナス・トラックにはシングル曲などを収録。

シンガー・ソングライターのモーゼス・パトゥルーによる12年ぶりとなるアルバム。ソウル、ファンク、ジャズの要素を取り込んだサウンドとビル・ウィザースを思わせるソウルフルなヴォーカルが融合した楽曲を収録している。

カナダのシンガー・ソングライター、ローズ・カズンズの5年ぶりのアルバム。自身の原点であるピアノにもう一度向き合い、ピアノメインで楽曲を制作。美しくノスタルジックなバラードから高揚感のあるナンバーまで、愛について語られた10曲を収録している。

大滝詠一とラッツ＆スターそれぞれの名アルバムと山下達郎「夜の翼」をヒントに生み出された、3者の音楽的共通点を探るコンピレーション・アルバム。それぞれが影響を受けたりカヴァーしたりした洋楽楽曲群から、3者を結ぶ不思議な線が見えてくる。

アンダーグラウンド・ヒップホップ史にその名を刻む、ラッパーのスラッグとプロデューサーのアントによるデュオが2002年に発表した2ndアルバム。ファン人気の高い一作で、アントのピアノ・トラックを背にスラッグの詩が突き刺さる表題曲ほかを収録。

米・ミネアポリスのレーベル〈ライムセイヤーズ〉の看板デュオが2005年に発表したアルバム。「Smart Went Crazy」や「The Arrival」など、70年代ロック、ジャズのサンプリングが盛り上げるアップ・テンポなトラックが並ぶ。

俳優としても活躍するデイヴィード・ディグス率いる、米・ロサンゼルスのエクスペリメンタルヒップホップ・グループのアルバム。ヒップホップとサイバーパンクという二つのカルチャーを融合させた意欲作に仕上がっている。

スコットランド・グラスゴーを拠点とする兄弟デュオが、モグワイ主宰のレーベルより放つ3rdアルバム。人間関係や失恋、喪失感、自己受容といった普遍的なテーマを幽玄なヴォーカルで歌いあげた、ポップでアップ・ビートな楽曲の数々を収録している。

ニューヨーク・ドールズの創始者、ジョニー・サンダースのライヴ・パフォーマンスとレア・トラックをまとめた3枚組。ドールズの前身バンドでの最初のレコーディングや、亡くなる直前の録音など、ファン垂涎の内容に仕上がっている。